2026年 11月
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同じ遊具で事故が続いたときに考えたいこと|遊具の安全管理について
2026.11.04
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公園の遊具では、子どもが足を滑らせたり、バランスを崩したりして転落する事故が起こることがあります。
先日、ある公園で遊具から子どもが転落する事故がありました。さらに、その遊具では短い期間のうちに別の転落事故も起きていたとされています。
同じ遊具で事故が続いたとき、私たちは何を考えればよいのでしょうか。
事故が起きたら、まず原因を確認する
遊具からの転落には、さまざまな原因が考えられます。足場の状態や遊具の構造、周囲の環境、天候、子どもの遊び方など、一つの原因だけで事故が起きるとは限りません。
そのため、事故が起きたときには「子どもが足を滑らせた」という結果だけを見るのではなく、なぜ足を滑らせたのか、その場所に危険な要因がなかったかを確認することが大切です。
例えば、足を置く場所が滑りやすくなっていないか。手すりや柵に問題はないか。転落した場所の周辺に危険がないか。
こうした点を一つずつ確認することで、再発防止につながる可能性があります。国土交通省も、遊具の安全確保について、子どもの遊び方の特性や過去の事故などを踏まえ、適切な安全措置を講じることが重要としています。
同じ遊具で事故が続いたら、もう一度見直す
一度事故が起きたからといって、遊具そのものに問題があるとは限りません。
しかし、同じ遊具で短期間に複数の事故が起きたのであれば、事故を一つの出来事として終わらせず、遊具や周辺環境を改めて確認するきっかけにすることができます。
- 普段の点検では見落としていた部分がないか。
- 遊具の使われ方が、設置したときの想定と変わっていないか。
- 部品の摩耗や変形などが進んでいないか。
- 周囲の地面や設備に変化がないか。
遊具は設置した時点で完成するものではありません。日々使われる中で、少しずつ状態が変化していきます。だからこそ、定期的な点検だけでなく、事故や異常があったときには、その情報を次の安全管理に生かすことが大切です。
使用を止めることも、安全管理のひとつ
事故が起きた遊具について、原因を確認するために一時的に使用を止めることがあります。
「使えない期間があるのは残念」と感じるかもしれません。
しかし、原因が分からないまま使用を続けるよりも、いったん利用を止めて状態を確認し、必要な修繕や改善を行う。そのほうが、再び安心して使える遊具につながります。保護者の方も、遊具を利用するときに、明らかな破損やぐらつき、いつもと違う状態などに気づいたら、無理に使用せず管理者へ知らせることができます。
遊具の安全は、事故が起きないことだけで判断するものではありません。事故や異常が起きたときに、その情報をどう生かして次の事故を防ぐか。
それも遊具を管理するうえで大切な考え方です。子どもたちが安心して遊べる場所を守るためには、日頃から遊具の状態を確認し、必要に応じて修繕や改善につなげていくことが欠かせません。🌱
ケアマイスターでは、公園や施設に設置された遊具の点検を行い、状態に応じた修繕・維持管理につなげています。「この遊具は大丈夫だろうか」と気になることがあれば、事故が起きる前の確認も大切です。

