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【注意喚起】歯ブラシで喉を突く事故にご注意!
2025.09.17
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こんにちは、ケアマイスターです。
遊具の安全点検や修繕を通して子どもたちの安全を守っていますが、日常生活にも意外な危険が潜んでいることがあります。
今回は「歯ブラシ事故」についてです。歯磨き中にも思わぬ事故が…
子どもが歯磨き中に転んで、歯ブラシで喉を突いてしまう事故が増えています。
消費者庁の集計では、6歳以下の子どもによるこうした事故は、2016年度からの5年間で120件。
特に1~2歳の子どもが全体の約3分の2を占めています。活発に動き回る1~3歳の頃が、最も危険な時期と言えそうです。
なぜ起きるの?
子どもは1歳前後から大人の行動を真似し始めます。
箸やスプーンを口に運ぶのと同じように、歯ブラシも口に入れるようになります。乳歯が生え始めるこの時期、歯ブラシを持たせることもあるでしょう。
でも、歯ブラシは一見丸くて柔らかそうに見えても、体重がかかると喉に突き刺さることがあります。場合によっては先端が脳に届く危険もあるため、事故が起きた場合にはCTなどの検査が必要になることもあります。
もし喉を突いてしまったら
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速やかに病院の救急外来へ
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気道が塞がれていないか、呼吸や咳の様子を確認
家庭での応急処置だけで済まそうとせず、必ず医療機関で診てもらうことが重要です。
事故を防ぐためにできること
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歯磨き中は立って歩き回らない
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歯ブラシの形状を年齢に合った安全なものにする
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乳幼児は保護者がそばで見守る
ちょっとした工夫や見守りで、思わぬ事故を防ぐことができます。
日常の何気ない場面にも、子どもにとって危険は潜んでいます。
遊具の安全と同じように、家庭の中でも小さなリスクに気を配ることが、子どもたちの命を守る第一歩です。ケアマイスターでは、遊具の安全だけでなく、日常生活での注意喚起も含め、子どもたちが安全に過ごせる環境作りを応援しています。
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